小児科とは

生まれて間もない新生児から思春期までの世代、主に16歳未満を対象とした診療科になります。専門領域にはこだわることなく、内科全般を幅広く診療していきます。
診療にあたっては、小児は成長に合わせるかのように発達も進むようになります。このような状況もしっかり把握しながら、診察、検査、治療を行っていきます。
診察時は、聴診器で肺や心臓など胸の音を聞くほか、耳や鼻、口の中(喉も含む)なども診ていきます。注意深く観察していき、訴えなどもお聞きします。
ただ小さなお子さまは、自らの症状を言葉で表現するのは困難です。そのため、付き添いのご家族の方にも、いつもとどのように様子が違うか、発症時の状態など、いくつか質問させていただくこともあります。その際に説明するのが難しいという場合は、異常が疑われる状態をあらかじめ撮影し、診察時にそれをお見せするということでもかまいません。診断をつける際の重要な手がかりとなることもあります。ぜひご協力のほどよろしくお願いします。
なお診察の結果、入院を要する、あるいは高度な医療機器による検査や治療が必要となった場合は、当クリニックの提携先でもある医療機関(総合病院 等)を紹介いたします。
お子さまに以下の症状がみられるのであれば、当診療科をご受診ください
発熱、鼻水・鼻づまり、せき(咳)・痰、喉の痛み、ぜーぜーする、ひきつけ(痙攣)、お腹が痛い、嘔吐、下痢、便秘、湿疹(ブツブツ)、肌のカサつき、機嫌が悪い、泣き方がいつもと違う、何となく元気が無い、顔色が悪い、食欲が無い、おねしょ(夜尿症) など
当診療科で取り扱う主な疾患
風邪症候群、突発性発疹、インフルエンザ、急性中耳炎、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、扁桃炎、水痘(水ぼうそう)、麻疹(はしか)、風疹、手足口病、溶連菌感染症、りんご病(伝染性紅斑)、水いぼ(伝染性軟属腫)、とびひ(伝染性膿痂疹)、ウイルス性胃腸炎、アトピー性皮膚炎、気管支ぜんそく、花粉症(アレルギー性鼻炎)、おむつかぶれ、あせも、細気管支炎、肺炎、鼠経ヘルニア など